退廃主義文学の筆頭! 19世紀末フランス文学『さかしま』(ジョリス=カルル・ユイスマンス著)をご紹介。
人間嫌いで性格と口の悪いインテリ没落貴族が、郊外に建てた理想の引きこもり屋敷で延々と好きなもの・嫌いなもの評論を述べる小説です。物凄く人を選ぶ内容ですが、タイトルだけでも覚えていって頂けますと幸い。デ・ゼッサントはいいぞ。

仕事で英文翻訳するようになって、それからフランス語も多少読めるようになった今ならわかる。『さかしま』を全訳した澁澤龍彦先生の偉大さ。いつかは原文読了できるようになりたいと思って原書を取り寄せたのですが、俗っぽいシーンやラストしかろくに読めません……なんてハイコンテクストな本なんだ……。
このように翻訳が大変すぎる本なので、著作権は切れているものの青空文庫に現れることはないんじゃないかなという気がします。澁澤先生の名訳でお楽しみください。
Extra
ざっくりキャラデザ
ハイライトとか補足とか漫画
さかしま (河出文庫)

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